「逆転人生」に出演予定のゲイ活動家・南定四郎は女嫌い?

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こんにちは、blueblazeです。

 

皆様は、南定四郎という人物をご存知でしょうか?

南定四郎さんは、日本で初めてセクシャルマイノリティのためのパレード「東京ゲイ&レズビアンパレード」を主催したゲイ活動家で、ゲイ雑誌「アドン」の編集長でもあります。

この度NHK総合の番組「逆転人生」にゲスト出演することが予定されている南さんですが、一部では女嫌いが噂されているようでそこが個人的に気になり、少し調査してみました。

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南定四郎のプロフィール

読み:みなみ ていしろう

誕生年:1931年

出身地:樺太大泊町

ゲイ活動家として

南さんは、1972年にゲイ雑誌「アドン」(1996年休刊)を創刊後、1984年に日本IGA(国際ゲイ協会、現在は国際レズビアン・ゲイ協会/ILGA)を設立し、その10年後に日本初のゲイ&レズビアンパレードを開催しました。

同パレードの開催に踏み切るまでの経緯は、こちらに詳細に掲載されています。

87歳、LGBTムーブメントの始祖が今、雑誌を創刊したわけ。
東京レインボープライドの会場で、沖縄から上京した南定四郎さんに話を聞いた。

 

協会設立からパレードまで10年という歳月を経ている辺り、決して平坦な道のりではなかったのだろうということが容易に想像出来ます。

実際開催されて以降も逆風に晒されていました。

男性売春資本主義者たちが小林運営委員長襲撃事件を引き起こし、パレードの中止を実力行使を交えて訴えてきたのです。

彼らにとって、同性愛者やセクシャルマイノリティは金儲けのための道具に過ぎず、この人たちに人権主張をされては自分たちの”商売”に都合が悪いからです。

筆者は、このような利己主義的な心無い人間に対し怒りを覚えると同時に、それに毅然として立ち向かった南さん達の勇姿に深く感動しました。

筆者自身も同性愛者とはまた別の部類のマイノリティが集う環境で育ってきたので、こういった人々には並ならぬシンパシーを感じます。

この辺りの経緯も、今度の「逆転人生」にて詳しく語られることでしょう。

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女嫌いというのは果たして本当?

「ゲイって女嫌いなの?」という疑問を抱く人も恐らく世の中には居るでしょうが、南さんの場合はどうなのでしょうか?

 

結論から言うと・・・南さんは女嫌いを自称しています。

 

その理由はというと、自身の中の潜在的な女性性に対する嫌悪感からだそうです。

しかし、当初はその自覚がなかったらしく、

高校時代でも、私はトップには立てないんですよ。例えば、演劇部を立ち上げても部長にはなれない。副部長とか、常に次席クラスなんだ。まずケンカが大嫌いだから、争って何かになろうなんていう気がまったくない。女房役に徹することに自分の価値を見出していた。だからやっぱり女性的だったと思います。自分が女性的だからこそ女に対しては好感を持てないのかもしれません、きっと。それでトップに立てない俺はなんなんだろうと、いつもそう思ってたんですね。

~中略~

昼休みにみんなバレーボールやったり野球やったりしてるでしょう。そのときに、同僚を集めて野球チームを作って監督になったやつがいたんですよね。そいつがさ、とにかくメンバーを1人でも増やしたいもんだから、ぶらぶらしてる同僚を見たら「おい、来い!」とか誘ってくる。私はスポーツなんか嫌いでバレーボールも参加しなかったんだけど、無理やり「おい。投げてみろよ」ってキャッチボールをさせられた。そうしたら、「なんだよ、おまえのそれ。踊りを踊ってるみたいじゃないか。ちゃんとやれ!」って言われた(笑)。こっちは普通にやってるのに。それでハッと気がついた。自分は女性的なんだ!と。それからは、男らしくなるために、外を歩く度にガラスに映ってる自分の姿を男らしく矯正して歩いてたね。

出典:note「南定四郎の冒険 その2」

と語られています。

どうやらこれは、男らしくいたいという潜在的な願望の裏返しでもあったようです。

 

実は、筆者も幼少の頃「女みたい」と言われていたことがあります。

理由としては、髪が長かったからそう見なされていたようですが、心底不愉快でした笑

だから、南さんのその気持ちは理解できる気がしますね。

もっとも、筆者自身もまたアニメキャラクターのデフォルメのイラストなどを可愛いと強く感じてしまう(要は可愛いものに弱い)辺り、ある種女性的な面を持ち合わせていたりしますが笑

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まとめ

長年セクシャルマイノリティの自由と人権のために進み続けた南定四郎さんの想いが、この先も同じ境遇の人たちの励みとなる事を切に願っています。

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