どうも、blueblazeです。
バレーボール女子日本代表の主将・荒木絵里香(あらき・えりか)選手が現役引退を発表しました。
北京五輪から4大会連続で五輪代表をリードしてきた”ファイティング・エリカ”がついにコートから去る時が来たのです。
予てから東京五輪を自身の集大成と位置付けていた荒木絵里香選手、引退を決めた理由が気になるところですが、2015年に患った不整脈と2014年に出産した子供の子育てに注力するためというのが最大の決め手であると思われます。
さらには、引退後の進路も気になるところですよね。
今回は、それらのポイントを調査して参りましたので、私見も交えてお伝えしていきたいと思います。
それでは、一緒に見ていきましょう!
荒木絵里香のプロフィール
荒木絵里香引退の理由1つ目は不整脈?
荒木絵里香選手は、2015年に代表に入る前のメディカルチェックで不整脈が見つかり、入院することに。
医師からは「突然死する可能性もある」と言われ、「もうバレーはいいでしょう」と事実上のドクターストップを受けたそうです。
これを受けて、荒木絵里香選手は・・・
「えー、こうやって終わるのか……と。でも逆に、これが理由でもうバレーボールで追い込まれなくて済むんだ、と思った自分もいました(苦笑)。なんか、いろんなことを考えさせられた期間でしたね」
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/43a4fb709f4280703d4b4bdfe5ffc8e17ec3111a?page=2
とバレーへの情熱の陰りを感じていました。
一児の母親として、バレーボール代表の主将として、多忙な日々を送っていく内にきっとじわじわと神経をすり減らして続け、その結果疲れ果ててしまったのかも知れませんね。
しかし、検査を繰り返すうちに、手術を行えば治ることが明らかになって、
「治るなら、(バレーが)できるし、できるならやりたい」
と、荒木絵里香選手は再びバレーへの情熱を取り戻したのです。
かくしてカテーテル手術を受けたのち、荒木絵里香選手は15-16シーズンのVリーグには再び開幕から出場、同シーズンのブロック賞を獲得しました。
これ以降はそれまで以上に体のケアや食事など、体調管理に細心の注意を払うようになったということです。
一度は病に苦しみながらも、シーズン通してフル稼働した上に個人賞をもつかみ取る活躍、流石は”鉄人”ですね!
荒木絵里香選手は現在37歳ということで、年齢的にもこれまで以上に身体に気を遣わなくてはならない時期に差し掛かっているでしょうし、特に一度心臓を患ったともなれば尚更無理を重ねるわけにもいかなくなったと思いますから、それも考慮して一線を退く決断をしたのではないでしょうか。
荒木絵里香引退の理由2つ目は子育てのため?
1月21日に無事、元気な女の子を出産しました。母子共に健康です(^^)
先のことは未定ですが、これから競技復帰に向けて、少しずつ準備をしていきたいと思います。 pic.twitter.com/lotEKSMFX3— 荒木絵里香 (@erichina11) February 3, 2014
荒木絵里香選手は、2013年6月に元ラグビー日本代表の四宮洋平さんと結婚し、2014年1月に女児を出産しました。
荒木絵里香選手のお母さんが子育てを全面的にサポートをしてくれていたそうですがが、まだ幼かった娘さんは、母親がいないことが寂しくて耐えられず、「行かないで」と何度も泣きわめいたり、荒木絵里香選手が合宿に赴く際には、母親を行かせまいと玄関にヒモを張り、手作りのバリケードをこしらえたこともあったそうです。
母親が自分と一緒にいられないのはバレーボールのせいだと分かってからは、
「バレーボール辞めて!」とか「そばにいて欲しいのに、それでもやる意味あんの?」と言うようになったのだとか。
駄々をこね続ける我が子を見て、荒木絵里香選手は・・・
「本当に葛藤はあるんですけど、自分で決めたことだから。自分でやると決めたなら、最後までやらないといけないと思っているから。東京五輪が終わるまでは絶対頑張ると言ってきたし、ママは大好きなことをお仕事としてやっているから、ということは伝えています。『ママは、子供の頃から将来の夢がバレーボール選手だったんだよ。その夢がかなって今やっているんだよ』と。まあ、娘からしたら、そんなことよりそばにいてくれって感じなんですけど」
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/43a4fb709f4280703d4b4bdfe5ffc8e17ec3111a?page=3
と語っていました。
大好きな母親が一番一緒にいて欲しい時期にいない時間が続くのは辛いことですよね。
幼少期の筆者も、父親が留守にするのが耐えられないあまり、仕事に行こうとする父親に「なんで仕事に行くの?」「何のために会社に行くの?」と事あるごとに尋ねていたものです。
つまり、荒木絵里香選手の娘さんと同じ気持ちだったということですね(今では全くの真逆ですが笑)。
ところが、成長するにつれて娘さんの心情にも変化が。
この春、小学2年生になった娘さんが、5月の母の日にお小遣いで荒木絵里香選手にプレゼントを用意しました。
それは、二つを合わせると一つになる犬のキーホルダーで、
「離れているから、一緒に持っていようね」
という思いを込めてその片方を渡したのです。
さらには、
「頑張ってるママが好きだよ。一緒に頑張ろうね」
と書かれた手紙が付け加えられていました。
荒木絵里香選手としては、一緒にいられない期間が長引いたことへの罪悪感に多少なりとも苛まれていたことと思いますが、このような我が子の成長に大きく救われたのではないでしょうか?
今後はバレーでの多忙からも解放され、娘さんと一緒に過ごす時間も増えてくると思いますが、お互いにとって充実した楽しい時間になることを願うばかりです。
荒木絵里香の引退後の進路は?
気になる荒木絵里香選手の引退後の進路ですが、現時点では不明となっています。
ただ、日本代表の主将として数々の大舞台で輝かしい実績を残してきた荒木絵里香選手のことですから、解説者、指導者、タレントなど、可能性はいくらでも広がっていると思います。
どのようなセカンドキャリアを選ぶにしても、荒木絵里香選手には公私共にイキイキとした未来をご家族と一緒に生きていって欲しいですね。
荒木絵里香引退についてのまとめ
- 荒木絵里香引退の理由の一つ目は、不整脈を患った後の身体をいたわるため?
- 荒木絵里香引退の理由の二つ目は、一緒にいられなかった期間の分まで子育てに注力するためかも?
- 荒木絵里香の引退後の進路は、現時点では不明。
今回は、「荒木絵里香引退の理由は不整脈と子育てのため?引退後の進路は?」ということでお送りしました。
長年日本代表を牽引してきた”ファイティング・エリカ”こと荒木絵里香選手、ひとまずはゆっくりと休んで、第二の人生への英気を養って頂きたいと思います。
18年間、本当にお疲れ様でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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