こんにちは、blueblazeです。
♪カステラ一番
電話が二番
3時のおやつは文明堂
というCM、皆様も一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
このCMでお馴染みの老舗菓子店・文明堂東京社長の宮崎進司(みやざき・しんじ)さんが、1月21日放送の「カンブリア宮殿」に出演しますね。
30歳の時に社長に就任した宮崎さんですが、現在名乗っている苗字は改姓後のものであり、旧姓は大野だということが分かり、その理由を少しばかり調査して参りました。
それでは、一緒に見ていきましょう!
文明堂東京社長・宮崎進司(大野進司)のプロフィール
誕生年:1975年
出身地:愛知県
最終学歴:一橋大学社会学部
前職:三菱電機株式会社
宮崎進司(大野進司)が文明堂東京社長に就任するまで
1998年に一橋大学社会学部を卒業した宮崎さんは三菱電機に入社し、日立製作所と共同での半導体部門統合プロジェクトに従事、半導体メーカー大手・ルネサスエレクトロニクスの設立に貢献しました。
その後文明堂社長を親に持つ同期入社の奥様と結婚しますが、社長令嬢であることを知らずに交際していた上、当時の仕事へは愛着があった為、義父の事業を継ぐつもりはなかったそうです。
しかし、30歳の時に義父が病に倒れたことを受け、急遽社長の座を継承することとなったのです。
「社長令嬢と婚約し、義父の後を継いで会社のトップへ」
こうしてみると、まるでドラマのような展開ですね。
平社員からいきなり一大企業の舵取りを任されたことで、当然戸惑った時期もあったことと思います。
自分だったらまず押し潰されてしまいそうなものですが・・・(笑)
それでも、そこを乗り越えビジネスを軌道に乗せ今日まで歩んでこれたのはシンプルに凄いことだと思います。
宮崎さんの人間性が人望を集めたことも然ることながら、一番近くで寄り添ってきた奥様の存在もまたきっと大きな支えとなったのではないでしょうか?
文明堂東京社長・大野進司が宮崎に改姓した理由とは?
宮崎さんは、昨年8月に”大野”から現在の”宮崎”へと改姓しました。
奥様の旧姓を名乗り始めるという異例の事態はなぜ起こったのでしょうか?
文明堂は、昨年で創業120周年を迎えただけでなく、それに加え来年は東京進出100周年という節目ラッシュの真っ只中です。
それに伴い、東京文明堂創立者である宮崎甚左衛門の「人々の幸福の追求」という理念を継承すべく、社長の肩書のみならず”宮崎家”そのものまでも受け継いでいくという決心をした結果だということです。
この一世一代の大きな決断は、人生の全てを捧げるほどの強い覚悟がなければ出来ることではないですよね。
筆者も中学時代にガンバ大阪に魅せられてからというもの、クラブに忠誠を誓うなどと随分大風呂敷な決意をしたものですが、そんな当時の筆者でも婿入り先の苗字に改めるなんて大胆な選択はしていないと思います。
如何に宮崎さんが、会社を義父たちが築き上げてきた歴史ごと背負っていくのだという強い思いを抱いているかがひしひしと伝わってきますね。
昨今はコロナ禍で会社全体としても大変な時期と思われますが、屈することなく乗り切って欲しいですね。
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まとめ
- 平社員だった宮崎進司は、義父が倒れたことを受け急遽文明堂の社長に就任。
- 大野姓から宮崎姓に改めた理由は、東京進出100周年という節目に伴い、東京文明堂創立者である宮崎甚左衛門の「人々の幸福の追求」という理念を継承すべく、社長の肩書のみならず”宮崎家”そのものまでも受け継いでいくという決心をした結果である。
宮崎進司さん率いる東京文明堂は、カステラだけでなくどら焼きやシュークリーム等様々なスイーツを売り出しています!
こんな時期だからこそ、是非皆様も大切な人に東京文明堂の商品をお歳暮として贈ってみませんか?
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