どうも、blueblazeです。
小説『元彼の遺言状』(宝島社)の著者で弁護士の新川帆立(しんかわ・ほたて)さんが、2月23日の「セブンルール」に出演しますね!
新川さんは、現役弁護士であると同時に小説家、更にはプロ雀士でもあるのです!
学生時代は囲碁をやっていたという新川さんがなぜ麻雀に転向したのか、その理由が気になったので少し調査してみました。
それでは、拙文ですがどうぞ最後までお付き合い下さい!
新川帆立のwikiプロフィール
出身地:アメリカ(宮崎県育ち)
生年月日:1991年2月
最終学歴:東京大学法学部
職業:小説家、弁護士、プロ雀士
2月の何日生まれまでかは公表されていませんでしたが、2月9日付の毎日新聞の記事には29歳という記述があったので、ここ1週間以内に誕生日を迎えたものと考えられます。
新川さんは、高校1年生の時に読んだ夏目漱石の「吾輩は猫である」に感銘を受け、小説家を志すように。
しかし、自分の書いた小説が売れるという保証は無い上、そもそもデビューまでの期間が長くなってしまうという現実を鑑みて、手に職を付けるために資格を取得し専門職に就くことを決意しました。
かくして東大法学部への進学を経て弁護士への道を歩み始めた新川さんはひと段落したら小説を書き始めようと考えていたそうですが、それからの日々は激務の連続でした。
1月辺りの残業時間は150~160時間にまで及び、とても執筆どころではなかったといいます。
やがて連日のハードワークが祟り、体調を崩してめまいを起こし倒れてしまいました。
そこで自分が小説家として何も出来ていないことを実感し危機感を覚えた新川さんは弁護士事務所を退職、企業の法務部に転職しました。
弁護士事務所での多忙な日々から脱した新川さんは小説教室にも入学し、27歳にしてようやく小説家としての第一歩を踏み出したのです。
新川さんは、当時の心境をこのように語っています。
――夢を志してから10年、実際に書き始めていかがでした?
楽しかったです!本当に楽しくて、弁護士の仕事で徹夜をすると、ひたすらつらかったんですけど、小説で徹夜をしても全然つらくなくて、いくらでも書けるんです。
そして今年1月8日、「元彼の遺言状」で念願の小説家デビューを果たし、更には同作で第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しました。
東大卒で弁護士でプロ雀士・・・こうしてみると本当に凄い経歴ですね。
これは新川さんの旺盛な好奇心の成せる業であるという風に感じます。
筆者はどちらかというと一度夢中になった事にとことんのめり込み、それ以外は目もくれないといったタイプなので、新川さんのような生き方は実現出来ないと思います(笑)
新川帆立がプロ雀士を目指した理由は?
高校時代囲碁部だった新川さんは部で麻雀も学んでいましたが、卒業間際になり自分には囲碁より麻雀の方が向いていると気付いたそうです。
その理由は、
囲碁は研究しただけ成果が出ます。準備不足だと自分よりも経験のある人に絶対勝てないゲームなので、試合の当日のモチベーションが全然上がらないんですけど、麻雀は強い人にも勝てますし、逆に初心者にも負けるし、不確定性があって面白いと思うようになりました。 大学に入ってからは囲碁よりも麻雀のほうに軸足を移したという感じですね
ということだそうです。
では、何故弁護士として活動する一方でプロ雀士を目指したいと思ったのでしょうか?
「大学のときに麻雀をしていて、若い女の子だったこともあって、『私、麻雀やるんですよ』と言っても信じてもらえない。『彼氏に習ったの?』って反応されることがあって、毎回イラッとしていました(笑)。
自分はガチでやっているんだという気持ちがありましたので、肩書きを取ればもうそんなことは言われないかなと思いまして…。それから、司法修習中は案外、時間が取れるので、公式戦に出てプロになりました」
新川さん本人は本気で取り組んでいたにもかかわらずそれを周囲に理解してもらえなかった悔しさからということですね。
趣味であろうが仕事であろうが、自分が心血を注いで命がけで取り組んでいる事を遊び半分のように見られたり、軽蔑されるのは非常に屈辱的で腹立たしいことですよね。
どんな物事にも人それぞれに出会った経緯や思い入れ、思い出というのがあるわけで、他人が大切にしている物を悪く言うのはその人の人生や人格そのものを否定することにも直結するので決してあってはならないことですし、筆者自身も自戒として常日頃から自らに言い聞かせています。
筆者は、学生時代から好きだった麻雀も夢だった小説を書くことも本気で両立している(弁護士の仕事も含めれば三足の草鞋ですが)新川さんには本当に尊敬しますね。
まとめ
十数年越しに夢を叶えた小説家・新川帆立さんの今後の活躍に期待して、温かく見守っていきましょう!
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