インスタントラーメンはなぜ油揚げ麺?理由やメリットデメリットが知りたい!

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どうも、blueblazeです。

皆様は、日頃カップ麵などのインスタントラーメンを食べることはありますでしょうか?

筆者もインスタントラーメンには時々お世話になることがありますが、その時に必ず確認することがあります。

それは、原材料です。

確認してみると、このような表記があると思います。

この中で筆者が確認しているのは、使用している麵です。

写真の商品は、”油揚げ麺”が使用されていますが、ふと疑問に思ったことがあります。

なぜわざわざ麺を揚げる必要があるんだ?

同じように考えたことのある方も恐らくいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、油揚げ麺を使用する理由やメリット、デメリットといった点を調査して参りました。

それでは、一緒に見ていきましょう!

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インスタントラーメンで油揚げ麺が使われるのはなぜ?

インスタント麺を油で揚げる製法、これは瞬間油熱乾燥法といい日清食品の創業者・安藤百福さんが開発した乾燥した麺を短時間で戻すための製法です。

麺を油で揚げることによって、高温で水分が蒸発した部分に小さな気泡のような穴が残り、そこにお湯を注ぐことで短時間で戻せるという原理ということです。

因みに、個人的な油揚げ麺を食べた感想は、どうにもスナック菓子を食べている感が否めないですね(笑)

チキンラーメン無印良品のミニラーメンのように、それを逆手に取ってそのまま食べることを想定して作られた商品もありますが、ラーメン好きで舌が肥えた筆者としてはやはり生麺のモチモチでコシがあり、のど越しの良い食感を知ってしまっている以上、それと比較してしまうと「ああ、オレ今ジャンクフード食ってんだ・・・」という虚しさと罪悪感が入り混じった複雑な気持ちになってしまいます(笑)

だから、ノンフライ製法のカップ麺があると、異常に食いついてしまいますね。

だって、同じ数分で作れるなら、より本物に近い方が良いじゃないですか・・・(笑)

と、ここまで正直に思ったことをずらずらと書き連ねてしまいましたが、油で揚げたフライ麺でも、セブン‐イレブンの「蒙古タンメン」や辛ラーメンのようにコシやのど越しの良い商品も続々出ていますし、決して油揚げ麺そのものやそれが好きな人の考えを否定したいわけでは一切ありませんので安心して下さい。

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インスタントラーメンが油揚げ麵のメリットは?

上の見出しでも紹介したように、油で水分を飛ばすことで穴が出来短時間で戻せる他、アルファ化により保存食として用いれるというメリットがあります。

アルファ化とは、元来人体が消化しにくい「ベータ化」状態のデンプンを美味しく食べられるように工夫することです。

アルファ化米というものは聞き覚えがあると思いますが、お米というのはそのまま食べてもあまり美味しくないですよね?

あれが「ベータ化」状態であり、炊飯器等で炊くことでアルファ化が為されるというわけです。

そして、そのアルファ化状態を維持したまま長期保存に適した乾燥米飯に仕立てたのが、アルファ化米ということです。

油揚げ麺は、このアルファ化が揚げる段階で行われる為ノンフライ麺と違い加熱調理をしなくてもそのままボリボリ行けるということですね。

更には乾燥時間の短縮により、コスト削減を図れるという利点もあり、油揚げ麺が多く製造される理由の一つでもあるのです。

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逆に油揚げ麺にするデメリットは?

油で揚げる為、当然ながら高脂質、高カロリーになります。

これだけでも大分不健康なイメージが強くなりますよね。

更には、高温で揚げる関係で脂肪が酸化しやすくなり、過酸化脂質が多く出来やすくなります。

カップラーメン独特の油臭い風味はこれが原因とも言われています。

過酸化脂質は人体には有害で、これがカップラーメンが悪者扱いされる所以ですね。

あとは個人的な見解ですが、コシやつるみがないといった点ですかね?(笑)

インスタントラーメンが油揚げ麵の理由のまとめ

  • 油揚げ麺が使用される理由は、乾燥時間短縮による手間とコスト削減の為。
  • 油で揚げることで水分を飛ばした跡の穴が出来、短時間で戻せる。
  • アルファ化が進み、お湯で戻さなくてもボリボリ食べられる!
  • ただし、油で揚げる為、当然ながら高脂質、高カロリーに。
  • 高温で揚げる関係で人体に有害な過酸化脂質が多く出来やすくなるという欠点も。

今回は、「インスタントラーメンはなぜ油揚げ麺?理由やメリットデメリットが知りたい!」ということでお送りしました。

こうして調べてみると、カップラーメンを始めとするインスタントラーメンには様々な工夫や事情があるのだということが分かりましたね。

ただ、いずれにせよ安いからといって食べ過ぎると良くないことは事実なので、適度に嗜む程度に留めるようにしましょう(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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