元ラグビー日本代表メンタルコーチ・荒木香織、その経歴を調査してみた。【逆転人生】

スポーツ

どうも、blueblazeです。

 

12月7日放送の「逆転人生」に、メンタルトレーニングコンサルタントの荒木香織さんが出演しますね。

荒木さんは、2015年のラグビーW杯で日本代表のメンタルコーチを務めたことで知られていますが、それ以外の経歴は果たしてどうなっているのでしょうか?

それでは、一緒に見ていきましょう!

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荒木香織のプロフィール

読み:あらき かおり

誕生年:1973年

出身地:京都府京都市

現職:園田学園女子大学人間健康学部教授 兼 株式会社CORAZONチーフコンサルタント

荒木香織の経歴

中学から大学まで陸上の短距離走を経験していた荒木さんは、スポーツ心理学を学び、ノーザンアイオワ大学大学院修士、ノースカロライナ大学大学院グリーンズボロ校博士課程を修了後、2012年から2015年までラグビー日本代表メンタルコーチを務め、2016年に園田学園女子大学人間健康学部の総合健康学科教授に就任しています。

荒木さんの講義スタイルは、経験値教育に沿ったものになっているといいます。

ただ理論をベラベラと並べ立てるのではなく、日頃の実践ノウハウを学生一人一人の中に定着させるように工夫しているということです。

具体的な例としては、このように授業を行っているようです。

まずストレスの定義を説明します。学問的にはストレスを引き起こす刺激や、それをどう受け取ったか、どう反応したか、そしてどう対処すべきかといった事柄を分析していくのですが、その説明だけして授業の前半は終わり。後半は、身近に感じてもらうために、学生に自分のストレスを書いてもらいます。

学生Aさんが書いたカードがここにあります。おもしろいですよ。ストレスのもとは「抜けた自分の髪の毛が家のフローリングに落ちていること」。反応は「気分が落ち込んでため息が出てくる」。結局どうすればいいかというと「いやいや掃除する」。

学生Bさんのカードはこんな感じです。ストレスのもとは「毎日の満員電車が暑いし臭い」、反応は「いらいらする」。採るべき行動は「目的の駅に着くのを待つ」。

実はストレスへの対処方法には、問題に働きかけていくケースと、自分の心に働きかけるケースがあるのです。Aさんの「抜け毛」は問題に働きかけるケース、Bさんの「満員電車」は自分の心に働きかけるケース。日常の経験を出し合うことで、こうした対処方法の違いを身近なこととして理解してもらえるのです。

出典:荒木 香織 人間健康学部 総合健康学科 教授|園田で何を、どう学ぶのか|園田学園女子大学

荒木 香織 人間健康学部 総合健康学科 教授|園田で何を、どう学ぶのか|園田学園女子大学
教員インタビュー「荒木 教授」のページです。園田学園女子大学/園田学園女子大学短期大学部は、教室で学んだ知識が社会でどう活かされるのかを実感し、生きる知恵や力に変える「経験値教育」を学べる大学です。

荒木さんのこの講義は学生の間でも、「分かりやすい」、「面白い」と好評のようです。

確かに、どんな物事も単に見聞きするよりも実践を経た方が頭の中に入りやすいですよね。

インプットはアウトプットをもって漸く完全なものになるということですね。

 

仮に将来筆者が何かのコンサルをすることになった場合(そもそもそんな資質があるか分かりませんが笑)、そのことは何よりも大事にしていきたいと思いました。

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ラグビー日本代表メンタルコーチとして

そんな荒木さんは、2012年エディ・ジョーンズヘッドコーチ(現イングランド代表ヘッドコーチ)のオファーを受けラグビー日本代表メンタルコーチに就任しました。

当時の日本代表は、W杯で1勝しか挙げることが出来ない程の弱小チームでした。

選手たちの根底には、「どうせ世界と渡り合うなんて無理だ」というネガティブ思考が根付いていたといいます。

そこで荒木さんは、チームの中から何人かのリーダー格を選出し、「リーダーズグループ」という組織を形成し、彼らに”変革型リーダーシップ”を植え付けるマネジメントを行ったのです。

 

”変革型リーダーシップ”についての詳細は、こちらをご参照ください。

変革型リーダーシップの4つのI (アイ) | ビジネスゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
組織、チームの状況が思わしくない時に、変革が求められますが、変革を行うリーダーシップを取ることは難しいものです

 

これが功を奏し、日本代表は世界最強とされる南アフリカから大金星を挙げるなど、ラグビー史上に残る快進撃を成し遂げました。

 

ラグビーに限らず、大きな成功を収めることは小手先だけのテクニックだけでは到底不可能で、強靭なマインドが必要不可欠であると改めて痛感させられました。

今日の筆者もマインドセットでいえば、挫折しそうな場面が多々あるなどまだまだ未熟です。

今後この辺りの学習は抜かりなく行っていく必要があると強く思いましたね。

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まとめ

ラグビー日本代表をW杯8強に導いた荒木香織さんが、今後どのような業界に心理学者としてのアプローチをしていくか、注目していきたいですね。

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