どうも、blueblazeです。
3月23日放送の「セブンルール」に、NPO法人Homedoor(ホームドア)理事長・川口加奈(かわぐち・かな)さんが出演します。
Homedoorとは、ホームレス支援活動を主に行っている非営利活動法人で、2015年にはGoogle社による非営利団体のテクノロジー世界一を決める企画「Google インパクトチャレンジ」でグランプリ賞を受賞し、川口さん個人でも「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」再出発サポート賞を受賞しています。
今回は、そんなHomedoorを牽引する川口さんの経歴や出身高校、さらには自身が執筆した書籍の評判などといった情報を少し調査してみました。
それでは、一緒に見ていきましょう!
川口加奈のプロフィール
生年月日:1991年1月7日
出身地:大阪府高石市
最終学歴:大阪市立大学
影響を受けたもの:マザーテレサ
休日の過ごし方:基本的にまったりと
座右の銘:「この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。だれからも自分は必要とされていない、と感じることです」
川口加奈の経歴は?
川口さんは中学時代、通学電車からホームレスが大勢集まる釜ヶ崎あいりん地区を光景を目撃しました。
日本一ホームレスが集まるとされる場所を目の当たりにし、「日本という豊かな国に何故こんなにもホームレスがいるのだろう?」という疑問が芽生えたことで、「この人たちのために出来ることはないのか?」と思い立ち、ボランティア活動からホームレス支援活動を開始。
更には、ホームレスに対する人権軽視による事件の連続にも心を痛め、改めて一つでも多くのホームレス問題の解決を決意することに。
かくして、高校で一枚絵を使って理想の社会を表現するなどして慈愛の精神を育んだ川口さんは、大学在学中の19歳でNPO法人Homedoorを発足するに至ったのです。
”Homedoor”という名前には、
- 人生からの転落防止柵
- 家への扉
という2つの意味が込められているといいます。
不況、倒産、傷病、人間関係のトラブル、一口にホームレスといっても様々な事情によりこういった生活を余儀なくされている人がほとんどですが、中には「人の手を借りることは恥である」と考える人もいるようです。
そんな人々にも一対一の地道なコミュニケーションを重ね、「よかったらうちに来てください」と強制することなく、あくまで食事や入浴などのキッカケを作った上で”Homedoor”へ勧誘することで上手いことホームレスの人達からの信頼や人望を得ているなと感心しきりです。
川口加奈の出身高校は?
川口さんは、大阪女学院高等学校出身となっています。
Homedoor理事長として活動している現在も、他の卒業生や教職員の人達との交流があるそうで、その度に彼らに支えられており女学院とのつながりの強さに感謝していると述べています。
筆者の通っていた高校も、併設校ということもあり近隣の専門学校から卒業生が頻繁に訪問しており、母校との結びつきを根強く感じていましたが、”限られた期間だけの縁”で終わるのではなく、一生という単位で付き合っていける関係は本当に素晴らしいものですよね。
川口加奈の書籍の評判は?
川口さんは昨年9月、「14歳で”おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」」という著書を出版しています。
この本は、川口さんの自叙伝であると同時に「1回失敗したら終わり。それっておかしくない?」というホームレス問題の問題提起本となっています。
その気になる評判は果たしてどうなのでしょうか?
Amazonでは、4.9という非常に高い評価を付けられており、
「「やりたいことがわからない」という人が多い中、「まぁ、とにかくやってみたら気づくことがあるよ。その都度考えていけばいいじゃん。大丈夫!失敗しても立ち上がれる社会なんだから。そしたらきっと働く意味に気づくよ」と本書全体で訴えかけてくれる。その意味で、この本自体がHomedoorであると思う。」
「悩みの深さと社会問題の根っこを徹底的に探究し、それを本質的に解くアプローチを編み出すという社会起業に不可欠な姿勢も本書から学べて、感嘆しかありません。各地の中学校、高校、図書館にぜひ一冊。」
一度読むに値する本だと思います。」
まとめ
ホームレスの自立を支援し続ける若き女性起業家・川口加奈さん、これからの活躍を温かく見守っていきましょう!
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